2012/05/26

STANDARD VX-3のSUB-RX機能

-ラジオを聴きながら他の周波数を同時受信する-

SUB-RX受信機能はラジオ放送を受信中、同時にサブで周波数(またはメモリーチャンネル)を待ち受け受信を行います。サブは待ち受け受信中音声は聞こえませんが、信号を受信したときだけラジオ受信を中断して音声が聞こえます。なお、従来の機能でデュアルレシーブで機能がありますが、ラジオを受信中、約5秒間に一度指定したメモリーチャンネルに信号があるかを確認するため聞きづらく不便ですが、SUB-RX受信機能は相手から呼ばれたときだけラジオ受信を中断しますので 煩わしくなく受信できますので大変便利な機能です。

SUB-RX受信機能でラジオを聴く(設定の流れ)

  1. [ FW ]を短く押した後に[ RADIO ]を短く押します。
  2. DIALツマミを上に引張りDIALロックを外して、「ラジオ受信の再開時間」を設定します。
  3. OFF以外を設定します(SUB-RX機能を終了するにはOFFに設定します)。
  4. [ FW ]を短く押した後に[ RADIO ]を短く押して「ラジオ受信の再開時間」の設定を終了します。
  5. [ V/M ]を短く押してサブで受信する周波数またはメモリーをチャンネル(またはHOMEチャンネル(HM/RV))にあわせ、DIALツマミををまわして設定します。
    • サブ側をスキャンしながらラジオを聴くことができます。
    • サブ側をデュアルレシーブしながらラジオを聴くことができます。
  6. [ RADIO ]を短く押してラジオをオンにします。
  7. [ BAND ]を短く押しAM放送、FM放送、TV放送(1CH~3CH)を選択します。 [ FW ]を押しから[ BAND ]を押すと、反対方向にに切り替わります。 AM放送(中波帯)[A]⇔FM放送[F]⇔TV放送[t]⇔(AM放送に戻る) ディスプレイにAM放送は[A]、FM放送[はF]、TV放送は[t]を表示します。
  8. DIALツマミをまわして放送局の周波数にあわせます。
    • TV放送はチャンネル表示ではなく、周波数を表示します。音声周波数は下記を参照してください。
    • 1チャンネル:95.75MHz、2チャンネル:101.75MHz、3チャンネル:107.75MHz
    • 放送局の周波数は“プリセットされている放送局周波数一覧表”または市販の周波数帳を参照してください。
    • ラジオの周波数をメモリーすることができます。
    • ラジオの周波数をメモリーした場合は、[ V/M ]を短く押すとディスプレイにBANKが点滅し、AM放送、FM放送、TV放送(1CH~3CH)だけのメモリーを呼び出すことができます。
    • AM/FM放送のスケルチ感度を調整することができます。
    • サブ側に信号が入ったときはサブを受信して“PRI”が点滅します。
    • ラジオを受信中にモニタースイッチを押すとサブ側の周波数を受信します。
    • [ TXPO ]を押すとサブ側の周波数(メモリーチャンネル)を表示することができます。
    • SUB-RX機能は、ラジオを聴きながらサブ側でメモリーしたラジオの周波数(AM放送/FM放送/TV放送(1CH~3CH))を受信することはできません。
  9. [ RADIO ]を短く押してSUB-RX機能が動作します。ディスプレイに“PRI”が表示されます。

ラジオ受信を終了するには、[ RADIO ]を短く押します。 サブで受信していた周波数(メモリーチャンネル)が表示されます。

SUB-RX機能を終了するには、手順1.を「OFF」に設定してください。

本機で受信できるTV放送(音声)は、アナログテレビ放送の音声です。デジタル放送の音声を聴くことはできません。アナログテレビ放送は、2011年7月24日までに終了する予定です。

ラジオ受信の再開時間の設定

ラジオ放送を受信中に、サブで待ち受け受信を行い、“受信信号が無くなった後”あるいは“送信を終了後”にラジオ受信を再開する時間を設定することができます。

  1. [ FW ]を短く押した後に[ RADIO ]を短く押します。 セットモード「84 SUB-RX」のショートカットキーです。
  2. DIALツマミを上に引張りDIALロックを外します。
  3. DIALツマミをまわしてラジオ受信の再開時間を設定します。
  4. [ FW ]を短く押した後に[ RADIO ]を短く押しと、ラジオ受信の再開時間が設定され、もとの表示に戻ります。
ラジオ受信の再開時間の設定表
表示 動作
OFF “SUB-RX受信機能”がOFFになります。
TRX 1S(1秒)~TRX 10S(10秒) “SUB-RX受信機能”でラジオ放送を受信中、サブで待ち受け受信を行い、“受信信号が無くなった後”あるいは“送信を終了後”にラジオ受信を再開する時間を設定します。例えば5秒に設定すると、受信(または送信)が終了してから5秒後にラジオ受信を再開します。
HOLD “SUB-RX受信機能”でラジオ放送を受信中、サブで待ち受け受信を行い、信号を受信するとその周波数を受信し続けます。
TX 1S(1秒)~TX 10S(10秒) “SUB-RX受信機能”でラジオ放送を受信中、サブで待ち受け受信を行い相手と交信して送信が終了後、設定した時間にラジオ受信を再開します。例えば5秒に設定すると、送信)が終了してから5秒後にラジオ受信を再開します。

極小のハンディ機なので、操作方法が複雑でマニュアルを参照しないとよく解らない。 それとマニュアルの文字が極小なの裸眼で読めない。 だから取扱説明書P48,P49の写しを……。

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古いラジオが…

パナソニックのラジオ(RF-U150A)に 有線イヤホンを半分挿してFMアンテナにする。 受信感度アップ、かなり吉。